天高く馬肥ゆる秋は空気が澄み、30階からの遠景がよりクリアに見える季節。そこで、いつもより解像度の高い街の輝きを眼下に、心づくしのグリル料理で心をほぐすのはいかがでしょう? 『The Grill on 30th』ではこの時期、「収穫祭」をテーマに据えたコースをご用意しました。一皿一皿に、農耕民族である日本人が天に捧げてきた感謝の気持ちと収穫の喜び、豊漁の喜びを表現しています。冷前菜である「フリュイ・ド・メール」は、鮑や平目の昆布締めといった新鮮魚介をたっぷり盛り込み、母なる海を表現しました。丸ごとソフトシェルクラブを揚げたダイナミックな一皿にはおかひじきを添え、海の中の蟹を絵画的に表現しています。フォアグラのグリルには、一度ドライにした後に赤ワインで煮たイチジクやビーツのチップなどを添え、「完熟」を彷彿させる「赤」をテーマにした一皿に仕立てました。一皿毎に宿る物語と共に、自慢のグリル料理をお召し上がりください。
Chef’s Selection ¥18,000
提供期間: 9/1(水)~11/30(火)
磯の便りを卓上に届けてくれる鮑に牡丹海老、サーモン、帆立、平目の昆布締めといった新鮮魚介を、爽やかな味と香りが体内を駆け抜けてゆく青紫蘇のソースと塩のジュレでお召し上がりいただきます。
濃厚な味わいととろけるような舌触りのフォアグラに、凝縮した芋の旨みが感じられる海老芋のリヨネーズを合わせました。イチジクのコンポートやビーツのチップによる情熱的な赤い一皿が食欲に火を点けます。
柔らかな食感の殻と身と味噌のハーモニーを一度に味わっていただける一皿には、魚介のアメリケーヌをベースにトマト、バジル、エストラゴン他たっぷりのスパイスや食材を加えた特製バスケーズソースを。
三河の地で丹精込めて育てられたみかわ牛。その肉質は保水性が高く、しっとりなめらかな舌触りです。爽快な酸味のすだちを絞り、松茸と五穀米入りのリゾット、黒胡椒ソースと食せば、心が潤います。