変化の著しい時代にあって、
いつもと変わらず四季を愛でることは、
時代に流されずに「個」を慈しみ
豊かな時間を生み出す行為です。
そこで、今年の秋の夜長は、
日本の原風景が今も残る
岩手、宮城、山形の3県が育んだ
秋食材を順繰りに愛でてみませんか?
東京の特等席に居ながら食す、
遥か数百キロを越えた先の山海の幸。
私たちは「食」を通して、
かの地の人々が手掛けた美味なる食材と共に
熱い想いもお届けします。
東北3県の魅力をそれぞれ味わっていただくフェアの第2弾は宮城県をフィーチャー。東北最大の平野である仙台平野を有する宮城県には阿武隈川や北上川といった大河が流れており、ミネラル豊富な水が仙台湾や三陸沖に流れ込んでいます。平野部は稲作が盛んで、いちごやイチジクといった果物や伝統野菜の栽培も。また、養殖銀鮭発祥の地だけあり、鮮度保持技術の向上も著しく、活け締め、神経締めによって弾むような食感と鮮やかなツヤを得た「みやぎサーモン」と呼ばれるブランド鮭をはじめ、金華湾沖で旬の時期に獲れたものだけを指す脂の乗った「金華サバ」もご用意しております。仙台の代名詞ともいえる厚切りの牛タンは柔らかく煮込みました。東北3県の郷土の味を食べ比べていただきたい芋煮は、宮城県産豚と仙台味噌を用い、両者の旨みをたっぷり含んだ大根や人参とお召し上がりいただきます。古来より、松尾芭蕉や西行をはじめ多くの文化人が愛した美味をご堪能ください。
東北3県フェア ~宮城県~
提供期間:10/1(金)~ 10/31(日)
ランチブッフェ 平日¥3,800 土・日・祝¥5,200
ディナーブッフェ 平日¥5,800 土・日・祝¥6,800
文武のみならず料理にも造詣が深かったとされている伊達政宗が治めた宮城県。政宗が製造を指示したとされる仙台味噌や山海の幸を使った美味を、『GARDEN DINING』風にアレンジしました。
豪快にお肉にかぶりついていただくべく厚切りにした牛タンを柔らかく煮込んでグリルにしました。仙台名物の青唐辛子の佃煮と仙台味噌を合わせた特製の青南蛮味噌でいただくのが宮城スタイル。
仙台藩初代藩主伊達政宗が城下に設置した味噌醸造所にならって作られる仙台味噌を使った宮城の芋汁は、風味高く、溶け出した豚の脂とのハーモニーが堪らない逸品です。ぜひ、各県の違いをお楽しみください。
脂乗りがよく、身の厚いブランド鯖「金華サバ」は、シンプルに素材の味を楽しんでいただきたいので、好みで柚子風味のバターソースを付けてお召し上がりいただきます。たっぷりの秋野菜の素揚げと共に。
秋の味覚をデザートでも。秋果のイチジクは、優しい口当たりのフロマージュムースで。いちごのパウンドケーキ、ぶどうのヨーグルトムースやゼリーなども。