PEOPLE
佐野恭介
Kyosuke Sano Chinese Restaurant Toh-Lee

『中国料理 桃李』でサービスに就いて3年目に入る佐野恭介さん。学生時代はホテルとは異なる業種を目指していましたが、飲食店でアルバイトをするうちお客様の喜びを直に感じることにこの上ない魅力を感じるようになり、この道に入りました。
「お客様情報の確認や料理の仕込み状況などを事前に把握した状態で、フロアにでるように心掛けています。街中にあるレストランではなく、お台場にいらっしゃるお客様は記念日や特別な何かがあって来てくださる方が多いので、『来てよかった』と思っていただけるよう最初の笑顔からお帰りになられるまで気を付けていますね。以前、アレルギーを持つお客様がいらした時、調理場と連携を取りながら、どうやってそのお客様に楽しんでいただくかを考えぬいてサービスさせていただきました。帰り際に『ここに来て本当によかった』と仰っていただき、『これが本当に自分のやりたかったことだ!』と実感しました」

お客様が笑顔で
お帰りになられることが
何より好きなんです

「桃李には年配の方から若いカップルの方まで幅広い層のお客様がお見えになるので、マニュアル通りではなく、個々のお客様に沿った最高のサービスをと常々考えています。いずれは売り上げや数字を考えなければならない時期が来ると思いますが、今はまだ若いですし、経験も浅いので、お客様のことだけを100%考えていたいと思っています。それに、お客様のために動いて、『あそこは美味しいし、サービスもよかったからまた行こう』となれば、結局はそれがホテルに貢献することに繋がると思いますので。だけど、いま自分がやっていることを仕事とは捉えていないんです。とにかく、お客様が喜んでいただくことが好きで、それを見たいからやっているだけのことなので」