お台場でクルーズお花見！船上から楽しむ桜＆東京湾の絶景特集

暖かい春の訪れとともに、街中が桜色に染まり始め、お花見を楽しむ絶好のシーズンが到来します。

都内には、目黒川、新宿御苑、千鳥ヶ淵などの定番花見スポットが多数存在しますが、今年は東京都観光汽船株式会社が運行するクルーズ船から、隅田川沿いに広がる満開の桜を楽しんでみませんか？船上からは、川沿いに咲き誇る桜並木や東京湾の絶景を一望でき、普段とは異なる非日常体験を味わえます。

今回は、期間限定で運行する「お花見船隅田川ルート」の特徴と、お台場行きクルーズ船のおすすめポイントについて詳しくご紹介します。さらに、船上から楽しめる桜の絶景ポイントにも触れますので、今年のお花見プランの参考にしてください。

船上から桜を楽しむなら【お花見船隅田川ルート】がおすすめ

東京都観光汽船株式会社（TOKYO CRUISE）では、東京湾や隅田川を中心とした観光クルーズを運行しており、連日多くのお客様で賑わっています。

初日の出クルーズ、隅田川花火大会、クリスマスなど、季節ごとのイベントに合わせたクルーズも実施しており、3月下旬から4月上旬の桜の開花時期に合わせて「お花見船隅田川ルート」を提供しています。

ここでは、東京都観光汽船株式会社が運行するお花見船のおすすめポイントを詳しく解説します。

桜の名所を水上から楽しめる

2025年のお花見船は、浅草乗り場と日の出桟橋乗り場間を運行し、2025年3月20日（木・祝）から4月6日（日）までの期間限定で乗船できます。隅田川沿いは見応えのある桜の名所が多く集まるエリアです。街を歩きながらのお花見も風情がありますが、船上から眺める桜は地上とは異なる趣があり、その美しさをゆったりと楽しむことができるでしょう。

おしゃれなクルーズ船で非日常体験ができる

東京都観光汽船（TOKYO CRUISE）では、さまざまなタイプのクルーズ船を運航しています。

特に「ヒミコ」や「ホタルナ」、「エメラルダス」といった船は、漫画・アニメ界の巨匠・松本零士氏が宇宙船をモチーフにデザインしたことで知られ、その独創的なデザインが多くのファンの心をつかんでいます。いずれの船も、大きな窓を設けることで船内からも周囲の美しい景色が存分に楽しめる工夫が施されています。

モダンで快適な船内でゆったり過ごすもよし、快晴の日には屋上デッキから広がる青空と満開の桜を一望するもよし。桜の美しさとともに、特別な非日常体験を楽しんでください。

日の出桟橋からお台場までもアクセスできる

お花見船の離発着拠点である「日の出桟橋」からは、浅草行きだけでなく、お台場海浜公園行きのクルーズ船も運航されています。

お台場エリアは、「デックス東京ビーチ」や「アクアシティお台場」、「ダイバーシティ東京プラザ」などの大型商業施設に加え、博物館やアミューズメント施設も充実した都内有数の観光スポットです。小さな子どもから大人まで幅広い世代がそれぞれの楽しみを見つけることができ、訪れるたびに新たな発見が待っています。

さらに、意外と知られていないのが、お台場エリアにも点在する桜の名所。日の出桟橋発のクルーズ船からは、満開の桜並木が織りなす幻想的な風景を堪能でき、都会の喧騒を忘れるひとときを味わうことができるでしょう。

名称	東京都観光汽船
住所	【日の出桟橋乗り場】東京都港区海岸2-7-104 【浅草乗り場】東京都台東区花川戸1-1-1
アクセス	【日の出桟橋乗り場】ゆりかもめ「日の出」駅より徒歩2分 JR「浜松町」駅より徒歩8分【浅草乗り場】東京メトロ銀座線「浅草」駅より徒歩1分東武伊勢崎線「浅草」駅より徒歩1分都営地下鉄「浅草」駅より徒歩3分
定休日	要確認
電話番号	03-3457-7826
詳細	東京都観光汽船公式サイト

浅草〜お台場間の船旅で楽しめる桜の絶景スポット

浅草から日の出桟橋間を運行する「お花見船」、そして日の出桟橋からお台場間を運行するクルーズ船から楽しめる桜の絶景スポットは、次のとおりです。

　・隅田公園
　・中央大橋〜築地大橋付近
　・台場公園
　・港陽小学校・中学校
　・お台場海浜公園

各スポットの特徴や魅力を詳しく解説します。

隅田公園

隅田公園は、江戸時代の8代将軍・徳川吉宗が手掛けた桜の名所として知られ、「さくら名所100選」にも選ばれる都内屈指のお花見スポットです。

浅草駅から隅田川両岸には、約1kmにわたって1,000本の桜が咲き誇る並木道が続いています。両岸から顔を出す桜たちが織りなす光景は圧巻で、船に乗ればまるで桜のトンネルをくぐるかのような感動が待っています。墨田区側にそびえる東京スカイツリーと桜並木とのコラボレーションも、見逃せない魅力のひとつです。

夜になると、園内の桜がライトアップされ、幻想的な空間が広がります。公園に隣接する桜橋も、淡いピンク色に照らされ、夜のお花見をよりロマンチックに演出してくれます。また、桜の開花時期には「墨堤さくらまつり」が開催され、さらに華やかなひとときを楽しむことができます。

中央大橋

中央区の新川と佃島に架かる中央大橋周辺も、隅田川沿いのお花見スポットとして人気があります。

中央大橋を流れる隅田川の両岸には桜並木が広がり、高層ビル群と桜が織りなす都会的な景色を楽しめます。

夜になると、ライトアップされた東京スカイツリーと桜の幻想的なコラボレーションも見逃せません。

台場公園

台場公園は、1853年のペリー来航に備え、江戸幕府が東京湾の防衛を目的として築いた砲台（台場）の跡地を整備して誕生した公園です。築造された6つの台場のうち、現存する第三台場と第六台場は国指定の史跡となっています。現在、第三台場は公園として整備され、第六台場は貴重な史跡として海上に保全されています。

また、台場公園内では、ソメイヨシノをはじめ、オオシマザクラやサトザクラなど約30本の桜が咲き誇ります。本数は多くありませんが、史跡とレインボーブリッジを背景に桜を鑑賞できる絶景スポットとして、多くの人々に親しまれています。

港陽小学校・港陽中学校

台場公園とお台場海浜公園の間に位置する「港陽小学校・中学校」周辺エリアも、満開の桜を楽しめるお花見スポットです。

校庭には多くのソメイヨシノが植えられており、卒業や入学のシーズンになると、校舎や運動場が淡いピンク色に染まります。校舎や校庭は一般公開されていませんが、船上からは満開の桜を楽しむことができます。

また、港陽小学校・港陽中学校から台場公園へ向かう途中には、「第三台場150周年記念植樹」として植えられた河津桜があります。例年、2月下旬から3月上旬にかけて見事に開花するため、タイミングが合えばクルーズ船からも美しい河津桜を堪能できるでしょう。

お台場海浜公園

東京湾に面した入り江に囲まれる「お台場海浜公園」は、桜の名所としても多くの人に親しまれています。

園内は、海を望むお散歩コースとしてだけでなく、ビーチヨガやウィンドサーフィンなどのアクティビティを楽しむ人々で賑わっています。また、公園西側の特定エリアでは、海釣りや潮干狩り、磯遊びといったアウトドア体験も可能で、花見と海の楽しみが同時に味わえるのが魅力です。

砂浜沿いには、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、サトザクラなど約200本の桜が咲き誇り、船上からもその美しさを堪能できます。さらに、公園西側に佇む「自由の女神像」と、お台場のシンボル「レインボーブリッジ」、そして満開の桜が織りなす景色は、思わず見とれてしまうほどの美しさです。

お花見クルーズを楽しむためのポイント

お花見クルーズを楽しむために、押さえておきたいポイントは次のとおりです。

　・事前予約が必須
　・桜の開花状況により運行時期が変更される場合がある
　・当日の天候と服装を確認する
　・カメラの準備もお忘れなく

浅草と日の出桟橋を行き来する「お花見クルーズ」は完全予約制となっており、チケットはWEB販売のみで、乗り場での販売はありません。出航5分前まで購入可能です。

また、桜の開花状況によって運行時期が変更されることもあるため、最新情報は【東京都観光汽船（TOKYO CRUISE）の公式ホームページ】でご確認ください。

桜の開花時期は天候の影響を受けやすい時期です。当日の天候や服装をしっかりチェックし、雨具や防寒対策を準備しておくと安心です。

クルーズ船でお花見を満喫するために、カメラやスマートフォンでの撮影もお忘れなく。バッテリーの充電はもちろん、予備のモバイルバッテリーを用意しておくのがおすすめです。

お花見クルーズを楽しんだ後はお台場観光がおすすめ

桜の開花時期にしか運行しない「お花見クルーズ」は、一度は味わってみたい春ならではの特別な体験。浅草から日の出桟橋までの船旅で桜の風情を堪能した後、お台場行きのクルーズに乗り換えて、美しい桜並木を楽しむプランもおすすめです。

お台場は、大型ショッピングモールやアミューズメント施設、おしゃれなカフェやレストランなど、見どころが満載のエリアです。お花見やお台場の観光スポットを心ゆくまで楽しんだ後は、ゆったりとホテルでくつろぎながら疲れを癒してみてはいかがでしょうか。

「グランドニッコー東京台場」は、お台場エリアを代表するラグジュアリーホテルです。東京湾を一望できる客室からは、レインボーブリッジや東京タワーなど、都内屈指の絶景が広がります。

ホテル内には高級レストランやバー、カフェが充実し、ブッフェやアフタヌーンティーセットなど多彩なグルメが楽しめます。日頃の疲れを癒し、贅沢なひとときを過ごしたい方は、この機会にぜひ「グランドニッコー東京台場」をご利用ください。

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